フードロス削減を目指す賢い包装

オランダのアムステルダムで開催されたAIPIA世界会議には、一般社団法人、日本食品包装協会理事長が日本におけるアクティブパッケージの現状と展望について講演しました。

日本からもアクティブパッケージに関心のある会社が参加しています。腐敗しやすい食品の包装に記載された標準的な期限表示は、40年経って賞味期限に近づきました。

それはイギリスの小売業社によって、40年前に導入されたものです。当時もそして現在も、消費期限や賞味期限の表示は、食品を安全に食べられる期限やおいしく食べられる期間を伝えるのに最も良い方法だと考えられてきました。

今ではそれ自体が重大な食品ロスをもたらす要因の一つとなっています。世界のブランド・メーカーや食品流通、包装技術の専門家は、科学的根拠に基づく新しい期限表示の技術について真剣に考えています。