包装に利用されている物

金属を板より薄く伸ばした金属箔は缶同様に光線・空気・水分の遮断が可能なため、様々な包装に利用されています。

アルミニウム箔は一般家庭でも頻繁に利用されていますが、板チョコ用には酢酸ビニルを、バター用には酢酸ビニルを塗布した紙を、スナック菓子用のカップなどには紙カップとの併用もされています。

特に、含まれている油脂が酸化することにより品質の低下が懸念されるレトルト食品などは、光線・ガス透過しない包装をすることが食品衛生法で決められており、アルミ箔の性能を活かした包装がされています。

レトルト食品ではアルミ箔とプラスチックを含む3層もしくは4層のパウチが一般的ですが、同じような構造でチューブ型のものは、歯磨き用のジェルやペースト状のものに利用されています。