包装の運ぶ、伝える、説得する

包装には運ぶ、伝える、説得するの役割があります。これからはそこを見直す必要があります。伝えるという役割については、これからは電子的なデバイスといったものが包装に付くことによって、情報の伝達に対して、人手を介さず包装商品は自動的に仕訳され追跡されるようになります。あるいはメーカーと消費者との間での双方向の対話を促すようになります。説得するというのは、英語でConvince のことです。消費者が包装を見て「買おうかな」と思って、陳列棚から手にとってカゴに入れて、家に帰って実際に使ってみて「ああやっぱりこれにして良かった」と思う満足感によって信頼を獲得します。購入のリピーターになる行動を促していきます。マヨネーズにソフトボトルを採用したり、シリアルバーの中身を見せるなど、新しい包装は商品に息を吹き込んだと言えます。