工業用の梱包材で使われているものには、袋もあります。家庭で使うビニール袋のようなものではなく、化学薬品を運べるようなものや、米などを入れる異物混入を防ぐ作りのもの、防湿性が高められている内部にアルミ箔がラミネートされたものなど、さまざま種類があります。粉末の状態になっているものや、液体のものなど、形が定まっていないもので、かつ積み重ねても問題ないものが、袋で梱包するのに向いています。素材もさまざまで、帯電防止素材や防水素材など、用途に合わせて選ぶことが可能です。袋の状態のまま運ぶのではなく、箱に入れる前段階での個包装としても大きく役立っています。直接箱に入れずに袋に入れることで、防水や静電気防止、汚れ防止などの効果を発揮します。基本的には、重さで管理をするパターンが多いそうです。